昭和32年に先代である父が小さな町工場から製糸の製造をはじめ、それから様々な出会いとご縁があり軍手の製造をはじめることになりました。
この大阪南部の地域は昔から毛布やタオルなどの繊維関係の工場が立ち並び、かつては軍手の製造工場もたくさんありました。
しかしながら海外製品の輸入や製造拠点を海外へ移すなど地域における軍手の産業は衰退しました。
そのような時代において必要とされる日本の軍手とは何かを考えた時に改めて日本のものづくりの素晴らしさを知ることができました。
それはやはり日本人の根底にある精神性、他者へのおもいやりや真摯に取り組む姿勢がものづくりに活かされているのだと考えます。
私たちは先人より脈々と受け継がれてきたものをものづくりに活かし、使ってくれる人が喜び笑顔になれるものづくりに取り組みます。
そして暮らしの一部として人と人とを結び、やさしさで溢れる社会の実現を目指します。
ビジョンVision
明るい暮らしのそばにいつもある日本のものづくりを守ります。
基本方針Policy
- 使ってくれる人に喜んでもらえるものづくりをします。
- 働いてくれる人に感謝し、生活に寄りそった職場を作ります。
- 日本のものづくりを支え、伝統を守ります。
社会貢献活動Activity
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当社の軍手工場は地域の産業として小学校の教科書にも掲載されています。毎年近隣の小学校が社会科見学に訪れ、ものづくりの現場を通じて仕事の大変さや自分たちの地域のことを学んで頂いています。
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また地元の中学校や高校の授業の一環による職業体験や小学校での授業の取り組みなど、子どもたちに様々な経験をしてもらうことで子どもたちの選択肢を増やし大人になった時にその経験を活かしてくれると考えています。